DARSは社員とその上司が相談して自身の活用レベルを評価する「申告制」を採用した。裏ではデータに基づいて申告の妥当性をチェックできるようにしている。社員のAI利用率を計測する企業は多いが、DeNAのように個人の活用レベルを指標化する取り組みは珍しい。
ChatGPTといった生成AIチャットボットとの通信は暗号化されているので、やり取りされるデータを傍受されても会話そのものを知られることはない。だが会話の話題は特定できるとする攻撃手法が発表された。一体、どのような手法なのだろうか。
なぜ、ライバル関係にある米OpenAI(オープンAI)や米Google(グーグル)が、米Anthropic(アンソロピック)の開発したプロトコル(MCP)を採用したのか。その背景には、AI時代の新たな競争と協調の原理があります。
光学機器メーカーのオプトル(横浜市)は、カメラ向けに年間200万枚のメタレンズを量産する体制を確立した。まずは車載製品の分野で、運転手の顔認識用カメラやLiDARの受注を狙う。同社は全社売上高を2030年に現状の2倍弱となる350億円を目指しており、メタレンズ事業を最大の成長領域として位置付ける。
大林組と日立パワーソリューションズ(茨城県日立市)、日立製作所は、国土交通省中部地方整備局が発注し岐阜県内で進む新丸山ダム本体建設工事で、ダムの放流状況を仮想空間に再現する「デジタルツイン」化に成功したと発表した。構造物を3Dモデル化したBIM/CIMデータを解析基盤とした流体解析により、ダムの放流状況を高精度に再現した。
この故障診断AIエージェントはダイキンと日立製作所がそれぞれの知見・ノウハウを融合させて開発した。保全技術者がポンプやバルブなど生産設備の点検中に異常を見つけた際、タブレット端末などを用いてイントラネットを介し、ブラウザーソフトで故障診断AIエージェントにアクセス。点検している生産設備の状況を含めて、チャットに質問をテキストで入力すると、その質問に故障診断AIエージェントが回答する形で、その異常が ...
兵庫県西宮市内にある1985年竣工の分譲マンションの基礎に、コンクリート表面が石粒状になる「ジャンカ」や鉄筋の露出など計947カ所の不具合が見つかったトラブル。一部が当時の建築基準法に適合していないことも判明している。売り主は、不法行為から20年以上が経過しており法的責任はないとしつつ、道義的責任を果たすとして無償での補修を申し出たが、住人側の怒りは収まらない。
アサヒグループHDが受けたサイバー攻撃とその対応について、順を追って見ていこう( 表1 ...
第6回 追悼・加藤大治郎選手の巻 4月20日、WGP(世界二輪選手権)の加藤大治郎選手が転倒事故のため亡くなった。ゴジラもイチローもサッカーの中田もかなわぬほど、海外でのWGPの人気・知名度は高い。日本人選手は、WGPの盛り上がりがいまひとつの母国、日本に帰った時が一番リラックス ...
第15回 Bluetoothのはなし(1) Bluetoothは1994年にスウェーデンのEricsson社によって開発された短距離無線通信規格で、2.4GHz帯、1MHz帯域幅のGFSK変調、79チャネルの周波数ホッピング拡散を用いています、というような解説はネット上のそこここに転がっていますが、そこから先の情報はあまり見かけ ...
日本最大の独立系後工程(OSAT)事業者であるアオイ電子は、今後4年間で約350億円の投資を表明した。そのうち約200億円をチップレット集積などの「中工程」に投じ、世界大手との差を詰める。同社社長の木下和洋氏に今後の戦略を聞いた。