都内で開催された第87回日本臨床外科学会学術集会で11月22日、外科系学会社会保険委員会連合(外保連)との共催企画「外科医不足の今、インセンティブを考えよう!」が開かれ、厚生労働省保険局医療課長の林修一郎氏は、医師総数が増える一方で外科医だけが増えていない現状を示し、「給与さえ上がれば外科医は増えるのか」と問いかけた。
小学校への通学中に「九死に一生」を得た少年は、やがて父の期待を背に、内科医の道を歩み始めます。埼玉医科大学の卒業生をリレーでつなぐ当連載、7人目にご登場いただくのは、埼玉医科大学リウマチ膠原病科教授、診療部長、運営責任者を兼任する秋山雄次先生です。第1回は、雄大な富士山に見守られながら育った少年時代から、埼玉医科大学に進学するまでのストーリーです。
ビットコインが史上最高値を更新して、340兆円の空前バブルに沸く暗号資産市場。日米の政策転換が進む中、暗号資産への投資を行うべきなのでしょうか? 根源的価値を欠き、反社会的実需が指摘される暗号資産は、医師の健全な資産形成に向くのかを冷静な視点で検証しましょう。
医師の先生がたからお寄せいただいた「お子さんの進学について」のエピソードを漫画化してご紹介。大学受験で進路変更を余儀なくされるのはよくあることですが、建築学科に挫折した医師のお子さんが目指したのは… ...
Doctors LIFESTYLEでは、「ハラスメント」にまつわるアンケート調査を実施。前回記事では勤務先でのハラスメント対策や取り組みに対する医師の先生方の意見をご紹介しました。続くvol.4では、医師の先生方が日ごろから行っているハラスメント対策について、お寄せいただいたコメントをご紹介します。
東京大学の藤井輝夫総長は11月24日、同大医学部附属病院の准教授の収賄容疑による逮捕を受け、「極めて重大であり、総長としての責任を痛感している」と述べ、関係者に陳謝するメッセージを公表した。改革委員会を設置し、医学部や病院の抜本的改革などのガバナンス改革を進める方針も明らかにした。利益相反のチェックを含む医療機器選定の仕組みについても、現状を検証し、見直しを行う。早いものは年内に結論を得て、速やか ...
養育費減額への訴訟を決意したDr.白山。しかしそこに再び元妻と悪夢の弁護士が立ちはだかる――「2年前の離婚の記憶が薄れるその前に、同じ苦しみを味わう医師をひとりでも減らしたい」医師15年目、40歳にして、月40万円もの養育費を払うDr.白山が、これから結婚する医師の方、離婚の可能性のある医師の方に離婚の知見を共有します。今回のテーマは、「第1回目の調停、悪夢のような相手方の主張」です。
医師の皆さま、医学生時代の卒業試験、覚えていらっしゃいますか?今回は、ある大学の「これを落としたら卒業できない」と噂された整形外科の最終問題。その緊張と、教授の粋な計らいに心が温まるエピソードです。本連載では、現役医学生や医師の皆様からお寄せいただいた医学生時代の思い出のエピソードをKADOKAWAとのタイアップでお届けします。
大谷まり・大谷会理事長 「スタッフ教育は徹底する。『やらなければいけない』と思ったことは、都度スタッフに伝え、分からない点があれば院長自ら直接指導、そしてともに学ぶ、管理職にも透明性を大切にし、包み隠さず共有する」。米国で理学療法士の資格を取得し、現在、副院長を務める妹・ひろみ氏は、姉・まり氏の経営者としての横顔をこう語る。
この10月、大阪・中之島の大阪国際会議場で開催された日本救急医学会のシンポジウムで、「日本のERの未来、世界との比較、日本の優れている点」というテーマで発表してきました。私は学会の外来委員を務めていて、米国での勤務経験もあるため、海外と比較して日本のERの未来について考えたいと思ったのです。
『揺さぶられる正義』は、医療、司法、報道のいずれにとっても重い課題を投げかける作品です。医学が担うべき領域と司法が担う領域を冷静に峻別し、医学的ファクトをどのように提示すべきかという問題は、決して他人事ではありません。
病院再編を進めようとしている滋賀県長浜市にとって、市立病院が直面した大幅な赤字は、再編の議論の前に立ちはだかる。病院再編への合意形成、そして経営改善計画の実効性など、課題山積の中、市はどのように再編への道筋をつけるのか、荻田洋介副市長に話を聞いた(2025年9月30日にインタビュー)。