厚生労働省は11月26日の中医協総会で、データ提出加算の要件として求めている診療実績データについて、下り搬送や特定健診の有無などを加える方針を示した。15対1の精神病棟入院基本料などを算定する施設にも、データ提出を求める(資料は厚労省のホームページ)。
オンライン資格確認を巡り、国を訴えた裁判の控訴審の第1回期日が11月26日、東京高裁(三木素子裁判長)で開かれ、原告は医師・歯科医師1222人を代表して、原告団事務局長で医師の佐藤一樹氏(東京保険医協会理事)が意見陳述を行い、東京地裁の一審判決について「全てに納得がいかず、誠に遺憾だ」と訴えた。オンライン資格確認システムのネットワーク回線は独占的にNTTに委託しており、情報漏洩の懸念も呈した。
日本医師会会長の松本吉郎氏は11月26日の定例記者会見で、インフレ下にある2026年度診療報酬改定では、2028年度改定までの2年間を見据えた改定水準にするのが「理想的」としたものの、「2年目の分を2年目に確実に上乗せする改定」が「現実的」であるとの見解を表明した。「必ず毎年改定しなければならないわけではない」と断りつつ、現状のようなインフレ基調下では、物価・賃金の上昇分に連動させていくような形で ...
日本医師会常任理事の城守国斗氏は11月26日の定例記者会見で、「2025年度医師の働き方改革と地域医療への影響に関する日本医師会調査結果」を公表、病院長の業務負担が増加(29.5%)、手術件数が減少(14.6%)など一部の項目で前回調査(2024年8月実施)よりも増加しているが、現時点においては全体的に大きな影響は出ていない状況と説明した(資料は、日医のホームページ)。
厚生労働省が11月26日に公表した第25回医療経済実態調査で、2024年度の職種別年収(給与年額+賞与)の平均値は医療法人立有床診療所院長が3231万8126円(2023年度比プラス0.5%)、医療法人立無床診療所院長が2871万6790円(同プラス4.5%)、医療法人立一般病院長が2900万4897円(同マイナス2.5%)だった。ただし、いずれも平均値と中央値では相違が見られた(資料は同省のホー ...
厚生労働省は11月26日、中医協の調査実施小委員会と総会で第25回医療経済実態調査の結果を公表した。2024年度の医業・介護損益率は、一般病院でマイナス7.3%、医療法人立の無床診療所では5.4%だった。特定機能病院は70.7%が赤字だった。(資料は厚労省のホームページ) ...
開業医にとって、常に頭を悩ませるのがスタッフの労務管理。問題のあるスタッフに「辞めてほしい」と思いながらも、スムーズに退職させることができないという悩みを抱えるケースも。退職勧奨は、一歩間違うと大きなトラブルになりかねません。退職勧奨の法的なリスクや、避けた方がいい行為について、咲くやこの花法律事務所の渕山剛行弁護士 に伺いました。
2024年、こども家庭庁が実施した調査によると、過去5年以内に結婚した人の出会いのきっかけとして最多となったのが、マッチングアプリによる「アプリ婚」とのこと。20代、30代の若手世代の医師の先生方の中にも、アプリでパートナーと出会ったという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回マンガに登場する女性医師も、30代に入り意を決してマッチングアプリに登録。その結果…?
5限目の中2男子を寝かせない「性教育」を ――医師の立場として、学校での「性教育」にどのように関わればいいのでしょうか。 義務教育での性教育は、バッシングを受け停滞した歴史がありますが、「過激な性教育」を行った教員を処罰した事件に対して、政治の不当な介入であるという最高裁判決が出ています。
2025年10月、ふるさと納税の“お得な恩恵”のひとつであった「ポイント還元」がついに廃止されました。9月末にはふるさと納税ポータルサイト各社で駆け込み寄付が集中、医師の先生方の中にもポイント還元を求めて9月末に慌ててふるさと納税を行った、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、医師の先生方の最新ふるさと納税事情の調査結果をご報告いたします。
音楽にのめり込み、プロのドラマーを夢見るものの「本物を見て現実を知った」ことで断念、医師国家試験に臨んだ真鍋先生。そこでいきなりの壁に直面したそうです。各医学部の卒業生をインタビューでつなぐ本企画、産業医科大学リレー・真鍋憲幸先生編の第2回は大学卒業後のお話です。泌尿器科を選択して日々のやりがいを感じつつ、良き恩師との出会いにも恵まれて臨床医の道をひた走ることになりました。
「医師はローンを組みやすい」「都内の物件なら値上がり益も期待できる」。そんな言葉に惹かれて不動産投資を始めたものの赤字経営に陥る医師が少なくありません。皆様への調査「『お金のトラブル経験』ありますか?」でもマンション投資を後悔する声が上位にあります。そこで今回は実際にマンション投資をしているエコノミスト・玉手義朗さんに不動産投資の現実について聞きました。
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