パナソニックホールディングス(パナソニックHD)は2023年9月、開発中の全固体電池を報道陣に初公開した。充電時間は、充電率10%から同80%にするまで3分。加えて、充放電サイクル寿命は、「(常温の場合)1万〜10万回のどこか」(同社)と長い。技術的には2020年代後半には実用化可能になる見込みだが、具体的な用途や量産時期は検討中だとする。短時間で充電できることを生かした様々な用途を想定するが、今 ...
食品を包装する容器として、紙器は広く用いられている。今回、食品用紙器の特許等の動向について調査を行ったところ、近年は日本よりも米国、欧州からの特許出願がリードしていることが分かった。また、市場に関しては、国内市場は飽和状態にあり、海外市場が拡大状態にあることが分かった。本稿では、上記以外の調査結果も多数紹介し、調査から判明した動向を踏まえ、今後の技術開発の方向性等に関する提言を紹介する。
前回の連載では、他者に感謝しない職場や他者を褒めない職場の問題を指摘した。これらの問題を「ありがとうと言ったら死ぬ病」「褒めたら死ぬ病」と例えたが、今回は似て非なる病を解説する。それが「謝ったら死ぬ病」「聞いたら死ぬ病」「教えてもらったら死ぬ病」の3 ...
例えば、太陽光パネルやパワーコンディショナー(PCS)は、日本の大手メーカー製を指定した。発電量の最大化という日常の運用上の優位性に加え、長期にわたる売電期間中のリスク管理や融資適格性(バンカビリティ)に優れるなどの利点も評価した。
aibo組み立てショウ、いよいよaiboの頭を完成させる工程に入る。表情豊かな「眼」の表現は新型aiboの魅力を形作る大きな要素になっている。aiboの眼は有機EL(OLED)パネルを使って表示されているが、部品レベルでみると単に高品質のパネルを使ったに留まらない工夫が盛り込まれる。
「日経ビジネス」「日経クロステック」など日経BPの専門メディアを集約した法人向け情報ツール「日経BP Insight」。経営・技術・DX・R&Dなど事業戦略に必須の情報を横断して閲覧することで、組織全体で経営・技術情報の収集・分析力を高めることができます。
携帯電話に初めてカメラが搭載されたのは、15年ほど前のこと。ここ10年ぐらいは携帯電話、スマートフォンの必須アイテムとなっている。ただし、ディスプレー側にある自分撮り用のフロントカメラは長い間「そこそこ撮れれば御の字」に過ぎなかった。今回紹介する台湾HTCのスマホ「HTC One E9+」は、そんな時代が変わりつつあるのでは、と感じさせてくれる1台だ。
Bluetooth Classicの基本は「Core Spec 4.2」という仕様書にまとめられています。そこには複数のフレームタイプが規定されています。今回は、Bluetoothのフレームタイプの使い分けについて仕様書から読み解いていきます。
村田製作所が今後本格化するミリ波対応の5Gスマートフォンに対して、画期的なアンテナモジュールを開発し、スマートフォンメーカーに販売攻勢をかけている。2つのアンテナアレーを一体化したアンテナモジュールで、例えば側面方向と背面方向の2方向と電波をやり取りできる。RF(無線周波数)ICが1個で済むため、搭載コストが安く、省スペースである。
2026年、世界と日本に何が起きるのか。日経BPは21日、「日経BP 10大徹底予測」を初めて発表した。最も注目される生成AIを巡りリストラを招く悪影響に懸念が高まっているが、むしろ企業のDX加速によって生産性を向上させる効果が大きくなると分析。AI活用に成功した企業に労働力が移動し、企業収益改善と経済成長の起爆剤となり、新たな雇用を創出する「AI産業革命」の突破口になると予測している ...
デロイトトーマツコンサルティング、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー、デロイトトーマツリスクアドバイザリーの3社が、2025年12月1日付で合併する。グループ内の経営支援サービスを提供する会社を統合した格好だ。
スカパーJSATホールディングスは2021年5月、日本電信電話(NTT)と新たな宇宙事業を創出することを目指して業務提携契約を締結した。「宇宙統合コンピューティング・ネットワーク」で、イノベーションを起こすという壮大な計画だ。これまで30年以上にわたって30機以上の通信衛星を打ち上げて衛星通信や衛星放送を提供してきた同社がなぜ今、新たな宇宙事業に乗り出すのか。代表取締役社長の米倉英一氏に聞いた。( ...