「第二の人生が本当に楽しい」。武田薬品工業を早期退職し、NPO法人を立ち上げた元社員からこぼれた本音。早期退職はキャリアの終わりではなく、新たなキャリアの入り口だ。古巣を離れ、新たな道を歩む者の顔に浮かぶのは、悲壮感ばかりではない。
「8月15日の米ロ首脳会談以降、トランプ大統領のロシアに対する対応は、明らかに制裁と距離を置くものとなっている。米国としては新たな制裁をロシアに科すつもりはないことを示唆するものだ」(エネルギー・金属鉱物資源機構=JOGMEC=の原田大輔調査部長) ...
今年は多くのCEOらが、オフィス勤務にまつわるルールを強化する傾向が強まっている。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を契機に、企業がリモートワークを試し始めてから5年がたった。今、米JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン氏や米アマ ...
08年のリーマン・ショックで打撃を受けた電機業界では大規模なリストラが相次いだ。ソニー(現ソニーグループ)や日立製作所、NECなど各社が業績悪化を受けて人員削減を断行。業界全体では当時、毎年1万人を超えるペースで人員削減が進んだとされる。
10月21日、日経平均株価は一時、前日終値から700円超上昇し、史上最高値となる4万9900円を付ける場面が見られた。株高の原動力となったのが、この日首相に選ばれた高市早苗自民党総裁に対する期待だ。足元の株式市場の雰囲気は、約2週間前の10月6日、自 ...
「人を大切にする経営学会」会長の坂本光司氏を中心に、世のため人のためになり、同時に自社のためにもなる経営を実践するきっかけの提供を目指す連載。今回は海外にはあるが日本にはないものを追求して「池クジラ」となった2社を紹介する。
世界各地で災害や紛争が頻発する中、製造業にとってサプライチェーンリスクの管理が急務になっている。しかし、世界のどこで何が起きているかを網羅的かつタイムリーに把握し、有事の際に速やかに対応することは簡単ではない。この問題はどうすれば解決できるのか。名古 ...
第一生命ホールディングス(HD)が業績好調の中で希望退職の募集に踏み切ったところ、想定の1000人に対して1830人の応募がありました。どのように対応したでしょうか? 解説 ...
9月末から10月上旬にかけて、NTTが重要な発表を相次いで実施した。一つはNTT東西による固定電話に使われるメタル回線の廃止について。もう一つはNTTが発表した光技術を活用した次世代情報通信基盤「IOWN(アイオン)」の新たな協業体制についてだ。いず ...
パナソニックホールディングスに三菱電機――。事業転換や人員構成の見直しを理由として相次ぐ黒字リストラ。経営危機を背景としたリストラとは異なり「整理解雇」という手段が取れないだけに、制度の設計と運用がカギを握る。従業員の合意をどう確保し、企業はどうすれ ...
自民党の高市早苗総裁が10月21日の国会で第104代首相に指名され、高市内閣が発足した。公明党が自民党との連立政権から離脱し、日本維新の会が「閣外協力」する形で新たな連立が始動した。物価高対策やトランプ米大統領との会談など懸案は多く、スタートダッシュ ...
AIエージェントがビジネスや経営の常識を根幹から変える──。これは経営者に発想の転換を迫る「危機」とも言えるし、「チャンス」とも言える。AIエージェントがもたらす新市場と未来、そこに潜む落とし穴について著名経営者の発言などから考察する。