1966年に発表されたIBMの初期のスーパーコンピュータである「System 360 model 91」は、後に「Tomasuloアルゴリズム」と呼ばれることになるアウトオブオーダ実行機構を実装していた。Robert Tomasulo氏のアイデアは、処理結果を格納するレジスタについて、その論理的 ...
次のFADD命令はADDER側のリザベーションステーションのRA1エントリに格納される。ここでF2はBusyではないので値を読み出してRA1のOP2部に格納できるが、FDIVの結果を待っているF1は、Busyビットが"1"であり、値を読むことは出来ない。したがって、この場合はF1の ...