中国共産党の「4中全会」が、10月20日から23日まで北京の京西賓館で開催され、習近平総書記が主催した。会議では、来年度の経済政策や、2027年の党大会に向けた後継者問題が注目されたが、後継者は示されず、習近平氏の超異例の4選を示唆する結果となった。
2週間前、筆者は中国の「一帯一路」構想はトロイの木馬のようなものだと書いた。そのときは比喩的な意味でそう言ったのだが、中国政府が新たに打ち出したレアアース(希土類)管理強化策を見れば、その比喩は文字どおりの意味を帯びてきたように思える。ネオ ...
2019年12月に中国で広がり、世界に飛び火した新型コロナウイルスのインパクトは、国によって大きく異なるものとなった。2021年5月24日時点での新型コロナウイルス感染症による100万人当たりの累積の死者数は、ブラジルやメキシコ、ペルー、米国、英国な ...